プラネタリウムも顔負けの夜空を見せる、袖ヶ浦の某住宅地と森林地帯のちょうど真ん中に位置する
絶好地に建築されました。

秋もそろそろ近づくころ地鎮祭は行われ、その後基礎工事へと移って行きました。

土台を敷くと言っても一般住宅のそれとは違い、太い柱を支えるそれは、柱と同寸法の為
取り回すのも一苦労です!

最初の一発目のベント立ち上げは、特に注意が必要です。
上の写真2段目左から2つですが、写真のとおり、一本立ちとなってしまうからです!!
しかし、このあたりは構造的、意匠的なものも関係してくるので、必ずしもこのようになるとは
限りませんが。

みんなの力により無事上棟を迎え、開拓工房スタイルの”スナップ写真”を撮り、
ひとまず建て方は終了しました!!



屋根は、100mm厚の断熱パネルを載せてあります。
この断熱パネルはかなりの断熱効果があり、夏、屋根からの熱をほとんど部屋内に入れません。
ペアガラス、壁羊毛ウール断熱材と相まって、かなりの快適空間を造り出しています。

屋根梁などが見えるその空間は、非日常的空間と言えなくも無いですが、だんだんと仕上がって
いくにつれ、まったくそのような事はなく、シンプルなフレームとの絶妙なバランスが
最高の居住空間を造り出しています。

ペアガラスを取り付け、外部には構造用合板、また、外部に接する柱、梁にはキシラデコールを
塗布しました。
内装ドア、クロゼットはすべて無垢材を使用。床はロッジポールパイン。

白くまるまっているのが、羊毛ウール断熱材です。外断熱ではなく内断熱ですが、
グラスウール系と違い、壁内の湿度の高い時は湿気を吸い、乾いている時は逆に吸い込んだ湿気を吐き出します。
壁の中で呼吸をし、程よい調湿効果があります。

また、給水配管はすべてステンレス管給水システムとしています。
外壁のサイディングはハーディプランクで鎧貼り。
屋根材は、アスファルトシングル。
写真上段の真ん中は、スッキリポールの設置模様。電線関係は家の壁に引き込むのではなく、地中の中を通し
家の床下まで配管しています。

お風呂はユニットバスではなく、こだわりのタイル張りです。ブロックやセメントを使って下地から始めます。

内装ではクロスのパテ処理をやり始め、いよいよ足場もはずれました。

シンプルな中にもダイナミックさがあります!
一言で言えば”シンプル”ですが、”エッ”と思うようなキッチンスタイルです
創り物の巨大な棚は、均等感覚でマス目上に組んであります。

ロッジポールパインの床には、特殊な天然のWAXを塗布しました。
水栓金具はグローエや医療用などの一級品を使用しています。

同種類のモザイクタイルを敷き詰めた”こだわりの水廻り”です!

人はここを、「行きたくなるトイレ」と呼んでいます!!
壁はすべてクロスですが、ただビニールクロスではありません!
「漆喰シート」と呼ばれる特殊なものです。

表面に漆喰を特殊な方法で貼り付けてあり、左官仕上の漆喰と同等の調湿作用と肌触りをみせます。
あくまでもシートなので、ビニールクロスと同じように施工する事ができます。難易度はランクAですが、、、!




          ”男のこだわり〜袖ヶ浦スペシャル”は、こうしていったん幕を閉じました。

                 〜後世に残る大切な家〜となることでしょう




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